記者の表現であろうが「自民、公明両党はFNNと産経新聞の世論調査で民主党の“敵失”により同党への支持が低下したことを歓迎している」にある、「歓迎」という語は何かおかしい。“敵失”による民主党支持低下を“歓迎”なんて他力本願そのもので、自民党に情けないイメージをつけてしまうので自民党にとってはマイナスだろう。
逆に「麻生内閣の支持率は微増にとどまり、政府・与党は民主党批判の受け皿となっておらず、『世論の首相への視線は厳しい』(自民党若手)と回復力不足を嘆く声が出ている」とあるが、“敵失”による上昇に「回復」というのも、なんとなくおかしい。
「『内閣支持率はだいぶ下がっていたが、今、上昇気流にある。党員の皆さんはここ1、2年、これまで悔しい思いをしてきたが、ここで反転攻勢だ!』 と自民党の細田博之幹事長はあいさつで叫んだ」そうだが、“敵失”に乗じて何を反転攻勢するのだろうか。
しかも叫んだって…。
「首相側近の菅義偉選対副委員長も記者団に対し、民主党について『自浄能力もない政党だ』と批判」は、今まで散々同じこと民主党に言われてきたのだから、まあ、言っても良いだろう。
「執行部や首相側近から強気の声が出る一方、与党には、首相の評判が回復していないことや、西松建設の問題が二階氏へ飛び火して事件化することへの懸念がある」
「ただ、西松建設サイドから献金を受けていたとされる二階氏など自民党議員へ捜査が実際に伸びれば『オセロゲームのように(自民党側に事件が)展開する可能性がある』(加藤紘一元幹事長)」 …加藤氏は自民党なのに自民党を批判的に語るコメンテーターの位置を完全に得ている。
「(検察の捜査が)自民党議員に波及する可能性はないと思う」という漆間巌官房副長官発言のせいかどうかはわからないが、「検察が怒ってわが党の議員を立件したらどうするんだ」(関係者)との危惧が現実化しそうだし、「先週半ばに首相と話した自民党議員は、『あの時の首相との話題は、小沢問題ばかりだった。5月解散かなと思った。だけど今や解散時期なんて見えなくなった』とこぼした」という状況になってきた。
自民党も民主党も、自力というより“敵失”で支持率が上がったり下がったりという状況は、きつい。
ここで岡田氏が出て来るのは、結構「自然」で、麻生後を出せない為に苦しむ自民党には脅威かもしれない。
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Yahoo!ニュース
敵失でも先行きは? 麻生首相の「回復力の弱さ」
産経新聞 [3/9 22:51]
自民、公明両党はFNNと産経新聞の世論調査で民主党の“敵失”により同党への支持が低下したことを歓迎しているが、先行き不透明感も漂っている。二階俊博経済産業相への西松建設による政治資金規正法違反事件の飛び火を懸念しているのが大きな理由だ。麻生内閣の支持率は微増にとどまり、政府・与党は民主党批判の受け皿となっておらず、「世論の首相への視線は厳しい」(自民党若手)と回復力不足を嘆く声が出ている。公明党幹部も「衆院解散や総選挙など何か行動を起こせるような数字ではない」とぼやく。(榊原智)
「内閣支持率はだいぶ下がっていたが、今、上昇気流にある。党員の皆さんはここ1、2年、これまで悔しい思いをしてきたが、ここで反転攻勢だ!」
自民党の細田博之幹事長は9日夕、横浜市内で開かれた党神奈川県連大会のあいさつでこう叫んだ。
首相側近の菅義偉選対副委員長も同日午前、横浜市内で記者団に対し、民主党について「自浄能力もない政党だ」と批判。定額給付金の支給が始まったことを念頭に「地道に一つ一つ景気対策をしていけば、若干時間はずれるが、間違いなく支持率は回復していく」と期待感を示した。
執行部や首相側近から強気の声が出る一方、与党には、首相の評判が回復していないことや、西松建設の問題が二階氏へ飛び火して事件化することへの懸念がある。
合同世論調査では、首相と民主党の小沢一郎代表のどちらが首相にふさわしいか-との設問でも首相(23・2%)は小沢氏(29・8%)を逆転できなかった。首相に批判的な自民党若手は「思うように支持が上がっていないことを重視する議員は多い」と語った。
公明党幹部は9日、「小沢氏の逮捕された公設秘書は24日に拘留期限がくる。それからだ」と述べ、この公設秘書の起訴があれば小沢氏や民主党への批判が強まるとの見方を示した。
ただ、西松建設サイドから献金を受けていたとされる二階氏など自民党議員へ捜査が実際に伸びれば「オセロゲームのように(自民党側に事件が)展開する可能性がある」(加藤紘一元幹事長)。二階派幹部は9日、4月9日に予定する同派の政治資金パーティーを中止するかどうか検討していることを認めた。
「小沢氏に加え、二階氏の件がどうなるのか、その辺を見ないと何もわからない」。
参院自民党幹部は7日、記者団から今後の政界の見通しについてこう語った。
「(検察の捜査が)自民党議員に波及する可能性はないと思う」と述べた漆間巌官房副長官に対し、自民党内には「検察が怒ってわが党の議員を立件したらどうするんだ」(関係者)との不満も募る。
先週半ばに首相と話した自民党議員は、「あの時の首相との話題は、小沢問題ばかりだった。5月解散かなと思った。だけど今や解散時期なんて見えなくなった」とこぼした。
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