ニュース

郵政西川社長辞任…痛い辞任会見

引き際こそ奇麗に飾るべきだったのに…。
お山の大将でしかないことを見せてしまった。

辞任会見をシャッターがうるさいから「やめようか?」なんて、どうしていえるんだろう。

映像に残ってしまったのだから痛い。YouTubeの存在を知らないのであったら不幸だ。

| | コメント (0)

だからダメなんだよ…日本相撲協会

久し振りの更新。

日本相撲協会が元時津風親方への退職金支払いを拒否したそうだ。

その理由が、事件によって「計り知れない損害を被った」ためだそうだ。
これは理由として成り立つのだろうか。

相撲協会は、解雇処分を受けた親方、力士に対しては退職金を支給しないか、減額できるよう規約を改正したが、山本被告の解雇は改正前だったため、旧規定に基づき退職金が支払われる可能性があった…と書かれているが、可能性があるのではなく、適用されるべき旧規定上は必ず支払わねばならないのではないか。
だって、だからこそ規定が改正されたのだから。今までのほほんと旧規定のままでいた方が悪いのではないか。

「計り知れない損害」って、なんて大ざっぱな表現なのだろう。

ちゃんと計算して、損が有れば請求すれば良いし、もし退職金相当額より損害が少なければ、差額を支払うべきであろう。
受け取る側が辞退ならわかるが、支払い側が勝手にちゃんと計算した根拠を示さないで踏み倒すなんて…。
そういう対応こそが「計り知れない損害」を日本相撲協会に与えているのではなかろうか。

まあ、山本被告に退職金を払おうものなら、マスコミに日本相撲協会が叩かれるのは目に見えてはいる。
しかしそれは自らの規定改定を怠ったことに依るものだから仕方がない。
本来なら規定改定を怠ったことによる退職金支払いという損害の責任を日本相撲協会の誰かが負うべきではないだろうか。
それとも、記事に書かれていないだけで、ちゃんとした計算をしているのであろうか。
その場合はこの記事を書いた記者の能力不足が責められよう。

==========
Yahoo!ニュース

日本相撲協会、元時津風親方への退職金支払い拒否

産経新聞 [6/4 16:21]
元時津風親方の山本順一被告(写真:産経新聞)
日本相撲協会は4日、力士暴行死事件で傷害致死罪に問われ、一審名古屋地裁で懲役6年を言い渡された元時津風親方の山本順一被告(59)=控訴=に対し、退職金の支払いを拒否する旨を伝えていたことを発表した。事件によって「計り知れない損害を被った」ためとしている。

山本被告は2007年10月に相撲協会から解雇され、今年4月27日付で退職金の支払いを請求していた。

相撲協会は今年2月、解雇処分を受けた親方、力士に対しては退職金を支給しないか、減額できるよう規約を改正。しかし山本被告の解雇は改正前だったため、旧規定に基づき退職金が支払われる可能性があった。
==========

| | コメント (0)

いまどきの裁判

検察官も裁判官もおかしいよ。

人を罰する権限を与えらるたことの意味を分かっていないのだろうか。

検察官も裁判官も、正義の名の下、実は自己の価値観のみで敵の命までも平気で奪えるヒーローでも、成績を気にするサラリーマンでもない。

責務を淡々と実行して欲しい。

――――――――――
Yahoo!ニュース

起訴状に余罪、「予断与え違法」と公訴棄却

共同通信 [1/15 2:01]
起訴状に余罪記載し、公訴棄却。横浜地裁が異例の判決。「裁判所に予断与えかねず、違法」と批判。
――――――――――
Yahoo!ニュース

<横浜地裁>裁判官「刑務所に入った人間と友達…?」

毎日新聞 [1/15 3:16]
横浜地裁の鈴木秀行裁判官(56)が傷害事件の公判で、現場にいた被告の友人が別事件で仮出所中であることに触れ、被告に対し「刑務所に入った人間と友達というのは普通考えられない話」と発言していたことが分かった。弁護人は「人権感覚に欠ける言動」として、鈴木裁判官に対する懲戒処分を促す上申書を地裁に出した。
――――――――――

| | コメント (0)

ニュース記事に蛇足はない

最後の「しかし同日夕方、帰宅するため、課員らに断りなく姿を消したという」の一文、一見蛇足のようだがそうではない。
これが「しかし同日夕方、帰宅するため、課員らに挨拶し別れたという」であってはならないのだ。

鍵は、

・キャンプ場
・酒を飲むなどしていた・酒酔い運転の現行犯

の三つ。

キャンプ場は交通の便が悪い
=>容疑者も恐らく車でキャンプ場まで来たであろう
=>キャンプ場で楽しく酒を飲んだのは同僚も認めざるを得ない。容疑者に酒を勧めた者もいるだろう。

だから、容疑者が酔っていることを知りながら車を運転させて帰宅させたとなったら…。

同僚が酒酔い運転を助けたことになって罪に問われてしまう。

だから「課員らに断りなく姿を消した」ことにしなければならないのだ。
同僚達に対する「なぜ酔いを覚ますように説得しなかったのだ」という責めを回避するために。

いつの間にか姿を消したのなら、引き止められないからね。

警官だから、そういった知恵はすぐ回るのだろうが、しかし、それでも、現行犯ではないにせよ、状況からみてこのレクリエーション参加者の中に容疑者以外で酒酔い運転して帰宅した者がいた可能性はあろうと邪推されてしまうことは避けられない。

キャンプ場でのレクリエーションの企画自体来年からは無くなるとみた。

――――――――――
Yahoo!ニュース

酒酔い警視は交通のエキスパート レク後、同僚らと姿消す

産経新聞 [11/18 11:14]
警視庁警視が酒酔い運転の現行犯で逮捕された事件で、同庁施設課管理官の○○容疑者(50)=茨城県龍ヶ崎市=は交通部門の幹部を歴任し、交通捜査に精通していたことが18日、分かった。

警視庁警務部によると、○○容疑者は昭和52年4月に警視庁巡査を拝命。築地署交通課長などを経て、18年2月に警視に昇任し、交通総務課管理官として、東京都に派遣されていた。今年3月、総務部施設課の管理官に異動した。

施設課では17日から、1泊2日の日程で茨城県稲敷市のキャンプ場でレクリエーションが行われており、○○容疑者も参加して酒を飲むなどしていた。しかし同日夕方、帰宅するため、課員らに断りなく姿を消したという。
――――――――――

| | コメント (0)

個人の小口献金の日米比較の記事なのだが、今回考えたいのは、記事の中身ではなく、記事の表現についてである。

最後の文で、
「とはいえ、『今月7日までに70件ほどの問い合わせがあったが、入会してくれたのは1人』と頭をかいた」
とある。
しかし、本当に「頭をかいた」のだろうか。

まあ、夕刊フジではあるが、これは正しい新聞記事のありかただろうかと考えてみてもよいだろう。

――――――――――
Yahoo!ニュース

オバマ640億円、小泉チルドレンは1カ月980円…

夕刊フジ [11/7 16:59]
米大統領選で勝利したバラク・オバマ上院議員(47)は、インターネットによる個人の小口献金を中心に約640億円も集め、資金力でも圧勝した。一方、「政治とカネ」問題で揺れる日本では、こうしたネット献金はマイナー。10月に導入した自民党の福田峰之衆院議員(44)=神奈川8区=によれば、1カ月間で集まったのは980円だったという。

福田氏は2005年の郵政選挙で初当選した「小泉チルドレン」で山崎派に所属。10月初め、自身のホームページで「ホワイトサポーターズ」といわれるネットの後援会員の募集を始めた。

日本では、政治資金は政党助成金や企業・団体献金、パーティー収入が目立ち、個人による献金はまだまだ少ない。

これに対して、オバマ氏は共和党候補だったマケイン氏の約3億6000万ドル(約360億円)を圧倒する約6億4000万ドル(約640億円)を集めたが、その9割以上がネットを含む個人献金だ。

福田氏は「大統領選と無名政治家を対比するのは違和感があるが、一般論として、米国では個人が政治家に寄付をして育てる草の根民主主義が根付いている。政治への関心も高まる。企業献金だと、どうしても『癒着』のイメージとなるため、将来的には個人献金にシフトしていったほうがいい政治になる」との思いから、ネット献金に踏み切ったと説明する。

会費はクレジットカード決済で、サポーターコースには月額980円のホワイト、1960円のシルバー、2940円のゴールド、3920円のプラチナがある。

なにやら携帯電話の料金プランのようにも聞こえるが、各コースごとの特典はない。「料金を抑え、親しみやすい名前を使って、ハードルを下げたかった。金額はみなさまの思いを込めていただければ」という。

とはいえ、「今月7日までに70件ほどの問い合わせがあったが、入会してくれたのは1人」と頭をかいた。


――――――――――

| | コメント (0)

修学旅行は教員にとって旅行なのか仕事なのか

修学旅行は生徒にとっては旅行かもしれないが、先生は勤務中なのではないか?

学校の仕組みが分からないが、先生は修学旅行中も勤務中との扱いならば、飲酒して授業を行うのと同じ…。

しかし、頭で分かっていても、体は旅行に来ていると思ってしまうのは、止めるのは難しいだろう。

――――――――――
Yahoo!ニュース

修学旅行で飲酒、校長が「事実なし」と虚偽の報告 埼玉

産経新聞 [11/6 8:06]
県立春日部東高校(春日部市)の前教頭(51)と31歳〜51歳の男性教諭の計4人が昨年10月、修学旅行先の昼食で飲酒し、当時の校長=定年退職=がこの事実を知りながら、県教委の調査に「飲酒の事実はない」と虚偽の報告をしていたことが5日、分かった。今年7月の再調査で判明した。県教委は近く4人を処分する。

県教委によると、今年2月、教育長あてに修学旅行中の教員の飲酒を知らせる匿名の投書があった。

元校長は2月の調査の際、4人が昨年10月、修学旅行先の大阪市内のお好み焼き店で、昼食にビールをジョッキ1杯ずつ飲んだことを、前教頭から聞いていた。しかし、投書に実名が書かれていなかったため虚偽の報告をし、4人にも口止めしていたという。

元校長は「部下をかばう気持ちがあった」と話しているという。
――――――――――

元校長は「部下をかばう気持ちがあった」と話しているそうだが、自分がもうすぐ無事退職なのに何やってくれたんだというなが本心だろう。それは教育者として間違っていると言うは簡単だが、校長には弱い人間として同情の余地はあると思う。

ただ、「投書に実名が書かれていなかったため虚偽の報告をし、4人にも口止めしていた」というのは、リスク管理意識が極度に甘いと言わざるを得ない。
もし投書した者が、下された処分が甘いと感じたら、次は実名投書が来るのではと言う意識はなかったのだろうか。

投書が自分ではなく教育長あてであることと、昨年10月の飲酒について今年2月に投書と間が開いていることから、投書者には、飲酒した4人か校長に対して何らかの処罰を与えようという意図があると考えるのが当然である。

それを「投書に実名が書かれていなかったため虚偽の報告をし、4人にも口止めしていた」などという対応で終わらせようというのは甘い。
校長も、危ないという意識はあったが、早く終わらせたいという気持ちから、甘い対応となったのかもしれない。


飲酒した4人の教員の中に生徒指導の教員がいたら、学内はちょっとした盛り上がりを見せるだろう。
ルールはなぜあってなぜ守らねばならないかの議論に良い教材を提供したと捉えることはできる。

今年7月に再調査が行われると知ったとき、飲酒した4人はどう感じたであろうか。

「修学旅行中の教員の飲酒など、みなやっていることだ。この4人だけ処罰されるのは不公平だ」と言いたいであろう。
しかし言ってしまったら教育者失格だから言えない。

しかし、何で再調査が行われることになったのだろう。
何がきっかけであったのだろうか。

| | コメント (0)

みのさんの庶民感覚

小室哲哉氏が詐欺容疑で逮捕とのニュースに対し、みのさんは朝ズバッで「800曲の著作権が10億円のわけがない」という趣旨のコメントをしていた。
確かにそうかもしれない。

しかし、全盛期を過ぎて最近はパッとしたニュースを聞かないし、新曲ならともかく、過去のヒット曲では10億が安過ぎるか否かは、普通の庶民には分からないだろう。そもそも億という金額自体がイメージできないし。
800曲の著作権が10億円のわけがないというのは、庶民が反射的に言えるコメントではない。

普段から億単位の玉石混交の投資話が、みの回りに転がっているから、これは臭いだろうとパッと判断できるのだろう。

別にそれが悪いわけではない。

官庁の疑惑や経済政策問題では庶民感覚をうまく演じて人気を得て稼いでいるが、こういう自分にとって身近な話題には庶民感覚を演じられなかったというだけのこと。

まあ、意図的かもしれないけれどね。

だって本当は庶民じゃないのだから、演じるのに疲れることもあろう。

今回に限らずみのさんは、たまに庶民を逸脱して素の思考を披瀝することがたまにある。

| | コメント (0)

記事は簡潔に書きましょう

記事みじか過ぎ

「研究班」って何?
「全国調査」って言われても。

情報削り過ぎてもはや信憑性がなくなってしまっている。


――――――――――
Yahoo!ニュース

中高生、1箱千円なら「吸わない」42%

共同通信 [10/8 18:13]
1箱千円なら「吸わない」42%。中高生の喫煙で全国調査。「思い切った価格が必要」と研究班。
――――――――――

大丈夫か共同通信。

いくらヤフーの無料配信記事だからってひどすぎる。

「全国調査」「研究班」とすごくアバウトなのに、数字は42%となぜか細かい。

ここは、
「1箱千円なら『吸わない』約半数」
としてほしかったところ。

| | コメント (0)

「小女子焼き殺す」書き込み有罪はどう解釈すべきか

「いたずらではすまされない卑劣な犯行。他人の痛みを想像しない無神経さは看過できない」というのが何故か大袈裟に聞こえてしまう。

なぜなのだろうか。

ネットの掲示板というところに鍵があるはず。

――――――――――
Yahoo!ニュース

あくびして退廷 「小女子焼き殺す」書き込み被告に有罪

産経新聞 [9/29 11:17]
インターネットの掲示板に「小学校で小女子を焼き殺す」と書き込んだとして、威力業務妨害の罪に問われた千葉県船橋市丸山の無職、○○○○被告(23)の判決公判が29日、さいたま地裁であり、西野牧子裁判官は「いたずらではすまされない卑劣な犯行。他人の痛みを想像しない無神経さは看過できない」として、懲役1年6月、保護観察付き執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

西野裁判官は「警察に捕まるか捕まらないかきわどい文章で勝負し、掲示板の反響が見たいという動機は身勝手。魚の意味だと言い逃れできるよう、『小女子(こうなご)』という言葉を選び、犯行は巧妙」と指摘。「学校に謝罪もなく、『小女子』は魚だと不合理な弁解を繰り返し、反省がない」と厳しく非難した。

指先をいじり、時折首をかしげながら判決を聞いていた○○被告。判決宣告後、ズボンの後ろポケットに手を突っ込み、あくびをしながら退廷した。

判決によると、○○被告は6月29日、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に、「明日午前11時に丹後小学校で小女子を焼き殺す」「おいしくいただいちゃいます」などと書き込み、母校である埼玉県三郷市立丹後小学校の児童約490人に、5日間にわたり集団下校させるなど、同校教諭らの業務を妨害した。
――――――――――

「魚の意味だと言い逃れできるよう、『小女子(こうなご)』という言葉を選び、犯行は巧妙」というが、この程度で巧妙と言えるのだろうか。

「魚の意味だと言い逃れできるよう、『小女子(こうなご)』という言葉を選び」と言っても、「小女子(こうなご)」は、普通は魚ではないのか。

「学校に謝罪もなく、『小女子』は魚だと不合理な弁解を繰り返し、反省がない」と厳しく非難したそうだが、やはりなにかピンとこない。

勿論、このような予告があれば不安に感じ、要らぬ警備等を行わなければならなくなることは分かる。
だから威力業務妨害の罪だというのも。

しかしなぜか分からぬが、この裁判官がヒステリックに騒いでいるようにみえてしまうのだ。

これを、従来型の予告と比べてみる。、

【手段】
①従来型
電話もしくは手紙
②ネット型
ネット掲示板

=>違いは、予告する際に相手にアクセスする何らかの行為が有るか無いかではないか。予告文を作成しても、電話は「相手に架ける」という行為が郵便は「出掛けて行って投函する」という行為が必要なのに対し、ネット掲示板では予告文を作成したら「エンター」するだけ。この予告行為の安易さが、「犯罪予告」をしているという心理的バーを引き下げているように思える。

【予告先】
①従来型
相手、警察、報道機関
②ネット型
ネット掲示板閲覧者

=>従来型は、予告情報を受けた者が、何らかのアクションを必ず取らねばならなくなる(あえて受容するということもあるが、受容は受容で決断して行う行為)。
しかし、ネット掲示板では、掲示板閲覧者が必ずしもアクションを取る必要がないことが殆どである。ただし、「任意の行為」として通報はされる可能性がある。
で、「任意の行為」の通報がなされると途端にアクションを必ず取らなくてはならなくなる。

で、「犯罪が予告されたのだから通報することは義務である」ともいえるが「通報なければ大事にもならない」気もする。

「通報なければ大事にもならない」というのは、「酒の席で『おれは明日○○学校を爆破する』と言う」ことと同じで、直接その予告を受け取る側が「真に受けるか」が本当はポイントだと思うのだが。まあ、ネットは不特定多数がアクセスするからということで厳しくなるのかもしれない。

う~ん、やはりよくわからない。

不安感を与えることを言うのはダメだというのは分かるんだけど・・・。

| | コメント (0)

皇太子さま呼び捨て…都議からの批判で石原知事「発言、考えてみたい」

皇室の話は難しいですね。

この記事の書き方でわかる。

「皇太子さま」であって「皇太子様」ではない。
民主党都議は、石原知事に何と言わせたいのだろうか。
記事に書かれていないが論理的にこう呼ぶ様にと言ったのかな。

「さま」と「様」は文字では表現できるが、声では言い分けられないだろう。
「皇太子さん」でも良いのか。

民主党都議は、石原知事にどう言えば良いのか説明したのかな。

「今後、発言の形について考えてみたい」と述べたのは、石原知事としてはまともな対応だと思う。

――――――――――
Yahoo!ニュース

皇太子さま呼び捨て 都議からの批判で石原知事「発言、考えてみたい」

産経新聞 [9/27 0:52]
皇太子さまに2016年の東京五輪招致の協力を求める際、会見などで「皇太子に協力を求めたい」などと、皇太子さまを呼び捨てにした発言を繰り返してきた東京都の石原慎太郎知事に対し、民主党都議が26日、都議会一般質問で「公人として礼を失している」などと批判。石原知事は「今後、発言の形について考えてみたい」と述べ、呼称を見直すことも視野に入れた見解を示した。

石原知事は7月、定例会見で、東京五輪招致活動への皇太子さまの協力について宮内庁の野村一成東宮大夫が「協力は難しい」との見解を示したことに対し「宮内庁ごときが僭越(せんえつ)だ」などと激怒。その際の会見で、「皇太子の意向もただした上でだね、国を代表して皇太子に協力していただこう」などと呼び捨てにする発言を繰り返した。
――――――――――

| | コメント (0)

「小女子焼き殺す」殺害予告で懲役1年6月求刑はどうなんだろう

ギリギリセーフを狙ったつもりだと思うが…。

起訴され、懲役1年6月求刑…ここに違和感を感じるのだが、その感覚が時代遅れなのかもしれない。

ブログ・掲示板は、それ迄のコミュニケーションと全く違うということを理解出来ないとこの裁判はわからないのかもしれない。


しかしねえ、「小女子は『コウナゴ』と読み魚の意味だと言い逃れできるように言葉を選び、計画的で狡猾(こうかつ)」との検察側の指摘したというが、「小女子」は「こうなご」以外の読み方・意味はあるのかね。

まあ、騒ぎを起こして学校に迷惑かけたのだから何らかの罰は良いとして、実名で全国にニュース配信されるのは…しかも懲役1年6月も求刑されて。

やはり何か過酷な感じがする。

――――――――――
Yahoo!ニュース

「小女子焼き殺す」殺害予告で懲役1年6月求刑

産経新聞 [9/24 16:44]
インターネットの掲示板に「小学校で小女子を焼き殺す」と書き込んだとして、威力業務妨害の罪に問われた千葉県船橋市丸山の無職、○○○○被告(23)の初公判が24日、さいたま地裁(西野牧子裁判官)であった。○○被告は起訴事実を認め、検察側が懲役1年6月を求刑し、即日結審した。

検察側は論告で「掲示板を盛り上げようとしてやった愉快犯で、動機は身勝手。小女子は『コウナゴ』と読み魚の意味だと言い逃れできるように言葉を選び、計画的で狡猾(こうかつ)」と指摘した。

弁護側は「周囲が本気でないと判断すると安易に考え、書き込んだ。学校に謝罪する意志もある」として、寛大な判決を求めた。
○○被告は被告人質問で「(犯行の)目的はない」と述べ、検察官に「目的もなく、人を殺すと書くのか」と問われると、「人とは書いていない」と反論。「魚を焼いて食べるという意味だ」と主張した。

掲示板上で自首を勧められながらも応じなかったことについては、「家から出るのがめんどくさかった」と話し、今後の生活について「もう働くつもりはない」と述べた。判決は今月29日に言い渡される。

論告によると、○○被告は6月29日、インターネットの掲示板「2ちゃんねる」に、「明日午前11時に丹後小学校で小女子を焼き殺す」「おいしくいただいちゃいます」などと書き込み、母校である埼玉県三郷市立丹後小学校の児童約490人に、5日間にわたり集団下校させるなど、同校教諭らの業務を妨害した。 【被告名はこのブログに関係ないので伏せました】
――――――――――

| | コメント (0)

一人を不正合格させるために二人を犠牲にって・・・

ものすごいことが淡々と書いてある。

「うち1人が大きく加点されたため、逆にその分を減点された2人が不合格となっていた」だって・・・。

それで合格した人よりも、そんなことした人の方が驚異的。
こんな人が、教育者もしくは教育委員会の人であったという事実。

やっていた本人は単なる数字操作でしかなかったのだろうが・・・。
この人はちゃんと処分されたかな。

――――――――――
Yahoo!ニュース

大分で教員採用2次試験

共同通信 [9/16 8:50]
大分で教員採用2次試験。模擬授業や面接など実施。不正防止策に受験番号と別に整理番号を導入。

――――――――――
Yahoo!ニュース

<大分県教委>本来の合格22人に 08年度教員試験

毎日新聞 [9/13 0:18]
大分県教委は12日、08年度教員採用試験で点数水増しなどのあおりを受け、不合格となった本来の合格者は22人だったと発表した。不正合格者は当初の発表通り21人だが、うち1人が大きく加点されたため、逆にその分を減点された2人が不合格となっていた。県教委は22人と面談し、希望者は10日1日以降採用する。
――――――――――

| | コメント (0)

滑稽な屁理屈

一生懸命考えて、完璧な理屈だと本人は思っているのだろうか。

はたからみれば、かなり滑稽な屁理屈にしか見えないが。

――――――――――
Yahoo!ニュース

飲食「ひと口だけ」=「便宜ない」と元課長-三笠フーズ事故米

時事通信 [9/15 21:01]
三笠フーズから接待を受けたとされる農水省大阪事務所の元課長(62)は15日、大阪府内の自宅で取材に応じ、「焼き鳥屋を始めたので評価してくれと頼まれ、ひと口だけ食べた。接待を受けた意識はないが、軽率だった」と話した。
――――――――――

「焼き鳥屋を始めたので評価してくれと頼まれ」というのが、食べた理由で、接待ではないことの本人の認識面での裏付け。
そして「ひと口だけ」というのが、量も少ないので受けた金額的にも接待を受けた意識はないことの客観面での裏付け。

本人は、完結かつ完璧にまとめたと思っているのだろうか。

それとも、これで、農水省的にも法的にも通るという自信があるのか。

| | コメント (0)

偉い弁護士

この弁護士は偉いなあ・・・
「事件の背景には長年にわたって試験を含めた人事で口利きが横行していた。それを明らかにしたい」ってすばらしい。

――――――――――
毎日jp

大分教員汚職:「口利きリスト」開示を、と贈賄側弁護人
 大分県の小学校教員採用試験を巡る汚職事件で、贈賄罪に問われた元県教委参事、矢野哲郎(52)、妻で元小学校教頭のかおる(51)の両被告の弁護人は4日、教員採用試験で外部からの働きかけを記した「口利きリスト」を検察側が証拠開示するよう大分地裁に申し立てた。公判後に記者会見した弁護人は「事件の背景には長年にわたって試験を含めた人事で口利きが横行していた。それを明らかにしたい」と話した。

 一方、元県教委参事、江藤勝由被告(52)の弁護人は同日、保釈請求し、即日認められ保釈された。

毎日新聞 2008年9月4日 20時52分
――――――――――

「事件の背景には長年にわたって試験を含めた人事で口利きが横行していた。それを明らかにしたい」

すばらしい、だけれど、残念ながらこれは争っている事件とは関係がない。

「長年にわたって試験を含めた人事で口利きが横行していた」ことと今回の事件と何か関係があるだろうか。

「○○ちゃんもやってるよ~」と悪いことをした子供が言ったときに両被告が「そうかじゃあ怒らないね」と学校で言っていたなら、まあそういう考えもあるかもしれないが・・・。

しかし、この考えたるやよし。ぜひ、この裁判外で手弁当でやってくれ。
熱い魂を是非結果に結び付けてくれることと思う。

言ったからには実践してくれますよね・・・先生。

この考え間違っているのか。
法律、裁判のことは良くわからないので。

| | コメント (1)

幼稚な屁理屈…子供に示しがつかない大分県教委

大分県教育委員会、やはりダメだ。

――――――――――
Yahoo!ニュース

<大分教育汚職>12人が退職願提出 8人は意思示さず

毎日新聞 [9/3 23:40]
大分県の教員汚職事件に絡む不正合格者の採用取り消しで、20人の対象者のうち、12人が3日までに退職願を学校長に提出した。8人はまだ意思表示をしていない。県教委は「いろいろ迷った末に結論を出したようだ。意思表示をしていない8人については、求められればまた丁寧に説明したい」と話している。

県教委によると、既に退職した1人を除く対象者は、小学13人▽中学6人▽養護学校1人--の20人。自主退職するか取り消しを受け入れるかを3日までに上司の校長に伝えることになっていた。

県教委は、自主退職を受け入れて、臨時講師として学校に残ることも可能としている。「必ず3日までに結論を出すようには言っていない」(県教委)ため、4日に結論を持ち越す教員が出るという。

――――――――――

退職という若者の人生がかかっているわけだから、個人としてなら気持ちはわからなくもないが、行政の立場でこれではだめだ。

「自主退職するか取り消しを受け入れるかを3日までに上司の校長に伝えることになっていた」が、「必ず3日までに結論を出すようには言っていない」ため「4日に結論を持ち越す教員が出る」というロジックは大分の学校では当たり前なのか。
小中学校で真似する奴がでてくるな。
「宿題を次の授業に提出するように」と言われて「必ず次の授業に提出するようには言っていない」からと言って出さない者が。

「3日までに伝える」ということは、「必ず3日までに伝える」と同じ意味ではないのか。
「必ず」を付けるか付けないかだけで変わるというのか。

もし、そうだと言うのであれば…、

県教委は、敢えて「必ず」を付けなかったというのか。「3日までだけど、必ずではないから」…と。

どうするのだろう。
いつまで待つつもりなのだろう。


グレーなままの先輩が残り、校長になるのに自ら手を染めたかもしれない校長に退職を伝えろというのだから、反発したい者も多いはずだ。

今まで長年にわたりため込んだツケを、今年入ったばかりの者に負わせて終わりとはいかないだろう。

| | コメント (0)

運不運…大分県教員採用不正合格者

個人ではどうしようもない運不運もある。


――――――――――
asahi.comニュース社会事件・事故記事


大分県教委、21人採用取り消しへ 08年度に不正合格
2008年8月29日16時39分

 大分県教育委員会は29日、教員採用試験をめぐる汚職事件を受けて行った不正の実態調査の結果、08年度に採用された41人の小学校教員のうち21人が得点の改ざんにより不正に合格したと特定し、採用を取り消す方針を明らかにした。07年度以前に採用された教員については、不正の裏付けが十分にできないとして、処分を見送る。
――――――――――

一年早く合格していれば…安穏と教員を続けられた人達。
逆に一年早く発覚していればどうせ受からないわけで、陰ってきたとはいえ一般企業に職を得ていたであろう人達。

子供のためと思い不正に手を染めた親は、自らの不運を恨み子供に詫びるだろう。

一年前であれば…、どうしてウチだけが…と。

確かに同じことをして、一方が、のうのうと教員としての終身雇用だけでなく年金までも獲得しているのに、もう一方は職を得て半年も経たぬうちに採用を取り消しされ、汚れてしまった履歴書持って職探し。


この違いは、当事者にとって天地以上の差だ。

この悲劇が今年度採用の半分の者たちに襲いかかる。

今回辞めさせられる21人は、うまく逃げおおせた者たちを恨むであろう。

この取扱い、今後更なる悲劇を呼ぶ予感。

まずは、怪文書・怪メール騒動あたりが起きるだろう(というか、もうとっくに起きているのではと思われる)。

ただ、今回の騒動では逆に今年度採用で採用取り消しとならなかった者達が、身の潔白が示せたという点は良かっただろう。
昨年度までに実力で採用された者達は自らの潔白を示す手立てがないのだから。

但し、今年度採用で取り消しとならなかった者達の発表が本当に正しければだけれど。
いかんせん、不正採用したのも処分対象決めたのも大分県教委だからね。
あと、事件が発覚しなければ合格できなかったであろう今年の合格者の何人か。

彼らには変な道にそれず頑張ってと祈りたい。

| | コメント (0)

花岡文也記者~更なる追跡を期待

【記事が長いのでコメントは頭にだけ】

今回は屁理屈の例ではありません。
その逆で上手な理屈立ての例です。

この記事、実体は状況証拠と匿名証言の羅列だが、その量が半端でなく説得力がある。

文頭で「大分の教員採用試験で信じられない不祥事が起きたが、山梨ではまったくないと確信している」という県教育委員長の断言を引用し、この教育委員長が教育委員を過去8年間務めていることを押さえ、教育委員長の退路を断たせた上で、早々と表明された「山梨では不祥事はない」という発言とは食い違う匿名証言をこれでもかと浴びせる手法。
説得力がある。

しかしこの説得力は文章上のことであり、それが事実だと言うには、直接的に事実を示す証拠が欲しいところ。

更なる追跡を期待したい。

――――――――――
Yahoo!ニュース

疑惑多し、山梨県教委の教員採用

産経新聞 [8/14 7:51]
大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件を契機として、文部科学省が全国調査を行う事態に発展したが、山梨県教委は7月上旬に早々と「山梨では不祥事はない」と表明した。だが取材を重ねると、現職教員らの証言から次々と疑惑が浮上し、大分同様の不祥事が起こりかねない採用試験制度だったことも分かった。山梨教育界では、県教職員組合(山教組)による選挙資金集め問題で2年半前、司法の手で罰金命令が下される不祥事があったばかり。疑惑は尽きない。(花岡文也)

「大分の教員採用試験で信じられない不祥事が起きたが、山梨ではまったくないと確信している」。○○県教育委員長は7月10日、定例教育委員会でこう断言した。○○氏は教育委員を8年間務めており、6月下旬から教育委員長に2度目の就任となっていた。

この教育委員長発言の一方、水面下では小中学校教員採用や教頭・校長昇任をめぐる不祥事の疑惑は絶えない。

小学校元管理職は「組合幹部経験者のつながりによって、教員採用で不正が行われている」と指摘する。8年前、県南部の教育事務所長が息子を合格させるため、県教委義務教育課長とその下にいる人事担当の主幹と結託、「点数を改ざんした疑いが強い」と話した。

県教委では長年、組合幹部や地区幹部が要職に就くケースが多いが、調べるとこの所長、課長、主幹はいずれも組合幹部経験者。開示請求で息子が教員に採用されたことも確認できた。

別の中学校現職管理職は「教頭・校長昇任は組合活動で汗をかいた人物を優遇し、選考過程が不透明」と話す。優秀だが組合に異論を唱えたため、昇任試験に落とされ続けている教員は多いという。一方、選挙資金集め問題発覚時の組合委員長は今年度、教頭に昇任した。

また元小学校教員は「『200万円あれば教頭にすると言われたが断った』と話す教員がいた」とし、「組合幹部と距離のある教員は昇任に現金が必要だ」と指摘。県内ではすでに、小中学校教員が異動希望を記す「調書」を県教委以外に組合にも提出させられ、組合が人事に介入した問題が発覚しているが、採用や昇任でも“不当介入”の疑惑はぬぐいきれない。

県教委幹部は制度面で「答案の受験者名と受験番号を切り取り、仮番号を付けて採点しており、不正は起こりえない」と強調する。しかし山梨県職員試験との比較や、文科省の全国教育委員会への調査結果をみると、制度面での問題も浮かび上がってくる。

教員試験は、教養・専門試験を外部委託する職員試験と違い、すべて内部で作成。試験ごとの配点は非公開で、これは全国でも16都道府県教委しかない少数派だ。答案保管期間は「1年未満」で、職員試験の「3年」と比べて短い。保管期間を決めていないとする新潟や長野など6県教委を除くと、「1年未満」は埼玉などわずか4県教委しかない。

教員試験では不合格者に総得点をA〜Cランクで開示するが、試験ごとの得点と1次・2次試験ごとの順位を開示する職員試験より公開度は低い。A〜C評価といっても「100点満点で合格最低点が60点なら59〜40点がA、39〜20点がBとなり、記念受験でない限りほとんどがA評価」(県教委幹部)との仕組みだ。

また現制度では採点者は不正ができないが、県教委幹部は「コンピューター入力後に課長ら複数の職員が結託したなら、試験結果の操作は可能」と話す。これらの事情を総合すると、県教委試験は配点が非公開▽答案は1年未満に廃棄▽開示内容は不明確-といった、不正が疑われても確認できないずさん極まりない制度なのが実態だ。

山梨県では他の自治体同様、県職員、教員、警察官試験で、合格発表日時以前の県議らへの事前連絡が発覚。県人事委や県教委の事務局職員に加え、○○教育委員長自身も事前連絡を行ったと認めた。これを受けて職員と教員試験に関する調査が行われたが、調査手法にまたも違いが表れた。

職員試験では人事委員を務める弁護士が、過去5年間の事務局長や次長ら幹部全員と個別面談。記者会見を開いて各試験の方法や不正防止策の聞き取り内容を示し、「組織ぐるみでないと不正はできないが、その兆候はみじんもない」と結論付けた。一方の教員試験では事務局幹部職員が過去5年間の担当者に電話連絡し、「いわゆる口利きを受けた事実はなかった」といった程度の内容を報道機関にファックス送信しただけだった。

隣県の長野県教委が過去10年分を調査したのと比べても、山梨県教委の調査は十分だろうか。選挙資金集め問題という前代未聞の不祥事を防げなかった県教委だからこそ、徹底した調査が求められている。
――――――――――

| | コメント (0)

会社人間的小市民的事情

実際のところ、ただ単にサラリーマンが仕事の手を抜いたというだけの話ですがね。

――――――――――
Yahoo!ニュース

捏造記事の読売記者、休職3カ月処分

産経新聞 [8/13 16:12]
読売新聞青森県版の7月28日付記事で、捏造(ねつぞう)された談話が掲載された問題で、同社は13日、この記事を書いた同社青森支局の男性記者(24)を休職3カ月、支局長をけん責の懲戒処分とした。

記者は同月27日、青森市内であった全日本吹奏楽コンクール青森県大会一般の部で銀賞を受賞した団体の団長の名前をインターネットで検索。団長に取材をせずに談話を捏造した。また、検索した団長の名前は前団長のものだった。
――――――――――

「検索した団長の名前は前団長のものだった」というオチがついているところが笑わせるが、「事件の真相・裏」を追求するのが報道なのだから、これも読売新聞で徹底的にやってみたらよいのではないかな。

なぜこの記者は記事を捏造したのか。
記事の内容からして「記者としての信念」からの捏造ではないと思われるので、会社人間的事情(上司に早く仕上げろといわれたetc)か小市民的事情(デートの約束に間に合わせるため)で行ったのであろう。

「個人的な理由」ではあるが「本人にとっては重要な事情」であったのだろう。

しかし、彼は「読売新聞」の記者であった。
彼が手を抜こうとしたことの「重大性」を認識すべきであった・・・、

・・・と言ってもねえ。
福田総理の談話を捏造したとかではないわけで・・・。

本人も「本人にとっては重要な事情」と「全日本吹奏楽コンクール青森県大会一般の部で銀賞を受賞した団体の団長の談話」との重要性をハカリにかけて捏造を選んだのだろう。

彼が実は単なるサラリーマンの小市民ということを考えれば分からなくも無い気がする。

| | コメント (0)

教育の現場から~ひとの振り見て…

これはキツい。

この聞き取り調査、県教育委員会の内部調査とのこと。県教育委員会を舞台にした問題を自らの手で調べることに問題はないのかな。


――――――――――
Yahoo!ニュース

全校長ら1170人聞き取り調査=8月末に結果公表-不正採用・昇任で大分県教委

時事通信 [7/29 13:01]
大分県教育委員会を舞台とした汚職事件で、県教委は29日、臨時会を開催し、教員採用試験や昇任試験での不正行為の実態を解明するため、県教委の人事担当者や校長、教頭ら約1170人を対象に内部調査を行うことを決めた。30日から聞き取りを始める。
――――――――――

聞き取り調査をされる全校長ら1170人は、それぞれ何を言ったか記録されてしまう。

仮に何らかの不正に関わっていたとしても、今の立場・地位を考えると本当のことは言いづらいはず。
しかし今白状すれば大したことではなくとも、調査後に発覚して証拠つきつけられてから観念するようだと、校長という教育者の立場上、大変なことになったりしかねない。

調査・捜査が進むとグレーな話や真っ黒な話が色々出てきそうなことは容易に想像できる。

その時どう立ち回れば良いのかを、聞き取り調査を受けた校長らは、日々考えながら生きて行かねばならなくなった。

この校長ら、こんなチキンレースに巻き込まれるのは、気の毒な気もする。
なぜなら、今回問題になっていることは、大分県だけで起きている特殊なことではないような気がするから。

大分の校長らがチキンレースにむりやり参加させられている裏で、某県の教育委員会では証拠湮滅を着々と進めている…と。

これが本当に教育の現場で起きているのなら…、
笑えない。

| | コメント (0)

教育の現場から~状況証拠

なんとも厳しいニュースだ。
教育技術・能力以前の話だ。

――――――――――
Yahoo!ニュース

<大分教員採用汚職>1科目「0点」でも合格 ○○被告長女

毎日新聞 [7/29 2:33]
大分県の小学校教員採用汚職事件で、体育実技を受けずに07年度の試験に合格した受験者がいたことが分かった。本来なら30点満点で0点だが、二十数点にかさ上げされたという。総合得点もさらに水増しされ、合格圏内に入ったとみられる。県警は点数改ざんの中でも特に悪質な事例とみて、元県教委参事の△△被告(52)=収賄罪で起訴、懲戒免職=を追及し、点数改ざんの全容解明を進めている。

関係者によると、この受験者は贈賄罪で起訴された元県教委参事、○○被告(52)夫婦の長女=23日に辞職=で、診断書を提出して受けなかったという。
調べでは、△△被告は07年度の試験時、義務教育課人事班主幹として採点データの集計などを担当した。当時、教育審議監だった□□被告(61)と☆☆・教育審議監(60)から、口利きを受けた計40人を合格させるよう指示され、合格者41人のうち23、24人を不正合格させていたという。

○○被告夫婦は□□被告に対し、2次試験後の06年9月と合格発表後の同年10月の2回に分け、それぞれ50万円分の金券を贈り、採用を依頼したとされる。これとは別に、△△被告に対しても長女の採用を頼み、合格発表後の06年10月、別府市内の△△被告宅で100万円分の金券を贈ったとされる。4被告とも、それぞれの起訴事実を認めている。

07年度の小学校教員採用試験は06年7〜9月にあり、一般教養などの1次試験は受験者489人中119人が合格した。2次試験では実技や面接などがあり、長女を含む41人が採用された。最終倍率は11・9倍だった。

県教委によると、長女は佐伯市内の小学校に勤務していたが、辞職にあたり「自分がまったく(不正について)知らなかったとはいえ、責任の一端を感じる」などと話していたという。関係者によると、長女は体育実技も含め、点数の改ざんは知らなかったという。
――――――――――

あってはならないのオンパレード。

診断書を提出すれば、本来なら30点満点で0点だが、二十数点にかさ上げされるとは。
真面目に受けた受験生の最低点が、その二十数点以上ならまあ許せるが…。
30点満点で二十数点というのは合格点なのだろう。
しかし診断書を提出しようがしまいが受けなかったのが事実なら、再テストか代替のテストでもなければ合格は有り得ないと普通思わないだろうか。

長女は「自分がまったく(不正について)知らなかったとはいえ、責任の一端を感じる」などと話したそうだが、1科目受けていないのに合格したのはなぜだろうと考えなかったのだろうか。
他の科目で十分挽回できるほど自分は優秀だと本心から信じていたのだろうか。
最終倍率は11・9倍という狭き門なのに。
総合得点もさらに水増しされたということだが…。

長女が積極的にこの事件に関与したということはないかもしれない。しかしおかしいのではないかという気付きはあっても不思議ではない。

教師とはいえ人間だからそこまで求めてはいけないのかもしれない。

鍵は、なぜ診断書を出して実技を逃れたか…にあるかもしれない。

しかしいくらなんでも受けなくて3分の2以上の得点が与えられる試験って…。さすがに何か代替の理由があるだろう。

ついでだが、「23、24人を不正合格させていた」という記述が気になる。24人目はどういう者なのだろうか。なぜ「23人を不正合格させていた」でも「24人を不正合格させていた」でもないのか。

| | コメント (0)

ポケモン…

ポケモンのキャラから取ったなんて…。
スゴい研究成果なのだろうが、台無しだと思う。
――――――――――
Yahoo!ニュース

網膜の神経回路つくる物質は「ピカチュリン」

共同通信 [7/21 2:06]
網膜の神経回路つくる物質を解明。大阪の研究のチームが米科学誌に発表。「ピカチュリン」と命名。
――――――――――

| | コメント (0)

実直でまじめな性格だから発砲って・・・

何か真実が隠されていないだろうか。
下手な言い訳にしか聞こえない。

すこしは、もっともらしさとか、こう何と言うか・・・・。
あまりに「?」な説明に唖然。

ただ、最後の一文、

「幹部の一人は『陸士長は本当に実直でまじめな性格との報告を受けており、冗談が事実とすれば発言者の処分も考慮しなければならないだろう』と頭を抱えている。」

は、リアル感があって笑える。

――――――――――
iZa β版

「終了時実弾撃つ」冗談信じ発砲 逮捕の陸士長「実直でまじめな性格」あだ?
7月19日8時3分配信 産経新聞

 陸上自衛隊福知山駐屯地(京都府福知山市)で6月、敷地内の弾薬庫警備に当たっていた陸士長(24)が小銃の実弾3発を無断で発射する事件があり、陸士長は「任務終了時に実弾を撃つことになっている」との他の隊員の“冗談”を信じて撃った可能性があることが18日、分かった。陸自幹部は「言う方も言う方だが、信じる方も信じる方。考えられない事態」と戸惑っている。

 陸自によると、6月5日午後7時半ごろ、警備中だった第3師団第7普通科連隊所属の陸士長が突然実弾を装填(そうてん)し、地面に向けて1発、空に向けて2発発射した。負傷者や施設への被害はなかったが、陸士長は自衛隊法違反(武器の不正使用)容疑で陸自警務隊に逮捕された。

 当初、陸士長は「誤って撃ってしまった」と供述。その後の調べで、陸士長が事件前に弾薬庫警備の任務についたのは1度だけで、他の隊員から「任務の終了時には実弾を発射して、弾倉を空にすることになっている」と聞かされていたことが判明した。

 陸自は引き続き詳しい経緯を調べているが、幹部の一人は「陸士長は本当に実直でまじめな性格との報告を受けており、冗談が事実とすれば発言者の処分も考慮しなければならないだろう」と頭を抱えている。
――――――――――

| | コメント (0)

なんだこりゃ。

ひげをきちんとそると給与やボーナスが上がるのか。

幼稚園児に対し「爪を切りましょうね。ちゃんと切った子はシールあげますよ」というのと同じ。
爪切りは衛生上合理性があるが、ヒゲ剃りはどんな合理性があるのだろう。

ヒゲは戦前、というか軍隊を想起させるからなのかなあ。

しかし、そもそも「星」の付与というのが軍隊の襟章を想起させるからね。ご丁寧に、最大3個というところまで揃えて。
――――――――――
Yahoo!ニュース

<人事評価>口ひげ理由は人権侵害…大阪弁護士会が是正勧告

毎日新聞 [7/15 20:47]
口ひげを理由にマイナスの人事評価をしているのは人権侵害に当たるとして、大阪弁護士会は15日、日本郵政グループの郵便事業会社に是正を求める勧告書を送付した。同会は「無精ひげまで認めるべきとは言えないが、手入れされている場合は人格権の一部として保護されるべきだ」と判断した。

同会の人権擁護委員会に救済を申し立てていたのは、同社近畿支社生野支店(大阪市生野区)に勤務する男性(55)。90年から口ひげを生やしている。

同会によると、郵便事業会社は郵政公社時代の04年、昇給やボーナスに連動する「接遇・マナーレベル認定制度」を導入。「ひげはきちんとそる」といった「身だしなみ基準」などいくつかの基準をクリアした社員を認定。達成度に応じて1〜3個の“星”を付与している。

男性は未認定で、「顧客から苦情もないのに認定されず、人事評価で不利益な扱いを受けるのは不当」として、救済を申し立てていた。【川辺康広】

――――――――――

| | コメント (0)

教員採用汚職…どこでもやっている?

教員採用汚職って、普通にどこでもやっていると思ってた。

教師の子しか教師になれない…と。

こういうのが、ちゃんと表に出てきたのは良いこと。

まあ、次に出てくるパターンは「酒の席であくまでプライベートな話として息子の教員採用試験受験を言っただけで、口利き依頼の意図はない」とかいう言い訳かな。

聖職…は世襲制なり。

――――――――――
Yahoo!ニュース

<教員採用汚職>十数年前から 大分県教委元幹部が証言

毎日新聞 [7/11 2:42]
大分県の教員採用試験を巡る汚職事件に絡み、小・中学校の教員採用試験で、口利きによるボーダーライン上の調整が少なくとも十数年前から行われていたことが分かった。当時の県教委幹部が毎日新聞の取材に「コネがまかり通っていたことは事実。合否を判断する時に口利きがあるかどうかというのはあった」と証言した。
――――――――――

| | コメント (0)

駅員や乗務員への暴力行為対策

駅員や乗務員への暴力行為対策で、まず鉄道会社がすべきことは…。

――――――――――
Yahoo!ニュース

<暴力>駅員や乗務員への行為増加傾向 07年最多748件

毎日新聞 [7/9 20:26]
全国の主な鉄道事業者の駅員や乗務員に対する暴力行為が04〜07年度で計2675件に上っていたことが9日、各社などの集計で分かった。年度別では07年度が最多の計748件で増加傾向にあり、全国の56事業者は15日から、列車内や駅に暴力行為防止を呼びかけるポスター約5万3000枚を掲示する。

暴力行為の集計をしたのはJR本州3社、全国の大手私鉄16社、東京都と大阪市の両交通局の計21社・局。件数は04年度554、05年度708、06年度665、07年度748と増加傾向にあった。07年度をみると、加害者の61%が飲酒しており、年代では30代が最も多い22%だった。深夜から未明の発生が目立ち、月別では忘年会シーズンの12月が最も多い91件だった。

JR東日本によると、携帯電話の利用など車内での迷惑行為を注意した際や、乗客同士のトラブルの仲裁に入って暴行を受けるなどのケースが目立っているという。【須山勉】
――――――――――

駅員や乗務員への暴力行為対策で、まず鉄道会社がすべきことは何かを考えなければならない。

携帯電話の利用など車内での迷惑行為を注意した際や、乗客同士のトラブルの仲裁に入って暴行を受けるなどのケースが目立っているというが、乗客同士のトラブルの仲裁は、既に乗客が戦闘モードに入っているから、それをなだめる教育を今以上にしなければならないということくらいしか暴力行為増加対策は浮かばない。
まあ、今回のような事前のビラも多少事前抑制効果があるだろうが…キレるというのは、抑制が利かなくなることだから、キレた者にはもはや効果無し。
それより気になるのは、暴力行為を受けるきっかけで目立つケースとして最初に挙げられた「携帯電話の利用など車内での迷惑行為を注意した際」という記述。

「携帯電話の利用」が「車内での迷惑行為」であるということを、駅員や乗務員はちゃんと説明できるように鉄道会社は教育してあげているのだろうか。
休日早朝のがらがらの電車内で、優先席に一人しか座っておらず、優先席周りにもだれもいないのに、携帯電話の使用を注意されている人を見たことがある。通話していたのではなく、メールかなにかをしていたようだ。その場は注意された人が素直に従っていた。
しかし、このような場合に、もし注意された乗客が、

「周りにだれもいないのになぜ切らないといけないのか」
「だれに対する迷惑行為なのですか」
「そもそもマナーの話で、義務ではないのに、アナウンスならともかく、何で直接、乗務員に注意されないといけないのか」

と、言って来たらどう答えるように教育しているのだろうか。

車内での通話にしても、
「乗客同士の会話は良いのに、なぜ携帯電話の通話はダメなのか」

という反論に対する合理的対応方法を教育しているのだろうか。

鉄道会社は、列車内や駅に暴力行為防止を呼びかけるポスターを掲示するという対策を取ったそうだ。
内容は、あなたがキレる人だと知ったら家族や知人はどう思うだろうかという、情に訴えるものだった。

それも良いが、一方で、先に挙げたクレームに対する回答を書いて予め知らせるポスターを作るのも良いのではないだろうか。

足を広げて座ったりとかは直感的にわかるが、電車内での携帯電話の通話などは、どれだけの迷惑行為なのかが、実際のところ、まだ一般に知られていないので、具体例を示すと良い。

例えば、優先席での携帯の使用のために、全国で何件の医療機器への影響が報告されたのかや、乗客同士の会話と携帯電話の通話の違いは何か等について。

事前の説明…これが、まず鉄道会社がすべきことではないのだろうか。

酔っ払ってから初めて、説明するより、シラフの時に予め納得させておく方が良いはず。

| | コメント (0)

今時…なぜ私用トランシーバー

この記事、簡潔過ぎないか。配信するほどの価値がどこにあるのか分からない。

――――――――――
Yahoo!ニュース

トランシーバー違法使用=サミット警戒中の機動隊員-電波法違反容疑で捜査・道警

時事通信 [7/8 4:10]
北海道洞爺湖サミット(主要国首脳会議)の警備のため派遣されていた近畿管区警察局の機動隊員が、私用トランシーバーを連絡に使い、違法電波を発信していたことが7日、分かった。道警は電波法違反容疑で捜査している。

――――――――――

なぜ、今時、トランシーバーなのか。山奥で携帯が使えなかったのか。

なぜ、私用なのか。勤務に必要なら、公用のものを与えるべきではなかったか。勤務中ではないのか。それとも勤務中に私用の通信を行っていたのか。
本文では「連絡に使い」としか書かれていないが、見出しには「サミット警戒中の機動隊員」とあるから、勤務中なのだろう。
しかし、いくら何でもこれだけしかない情報からでは、ニュースの受け手は何も考えられない。

この記事を配信した記者は何を伝えたかったのだろう。

| | コメント (0)

市議会議員の報告の義務

関係者以外の立ち入りを禁止する張り紙のあるマンションに、議員が、政治関係のビラを配付することが問われている。

記事の最後にあるように、最高裁の判例があるが…。
この行為とそれが書類送検されたことの意味することは何だろうか。

――――――――――
Yahoo!ニュース

国分寺市議を書類送検 ビラ投函で住居侵入

産経新聞 [7/3 12:25]
東京都国分寺市の共産党市議団発行のビラ「市議会報告」をマンションの集合ポストに投函するために敷地内に立ち入ったとして、警視庁小金井署が住居侵入の疑いで、同党の**市議を書類送検していたことが3日、分かった。
調べでは、**市議は5月18日午後5時ごろ、同市本多のマンション1階の集合ポストに市議会報告を配布するため、敷地に侵入した疑い。マンションには関係者以外の立ち入りを禁止する張り紙があり、男性住民が投函中の**市議を見つけて「許可を受けているのか」と聞いたところ、市議は「無許可です」と答えたという。

マンション管理組合が被害届を提出し、同署が6月9日に書類送検した。**市議は「集合ポストはオートロックのドアの外側にあり、誰でも出入りできた。市議会の報告は議員の義務で、書類送検されるのはおかしい」と話している。
ビラ配布をめぐっては今年4月、自衛隊のイラク派遣反対のビラを配るために東京都立川市の自衛隊官舎に無断で入ったとして、住居侵入罪に問われた市民団体メンバーの有罪が最高裁で確定している。 ――――――――――

まず、この市議の言い訳を考察しよう。
これはあくまで「記事の中」の言い訳であり本当に本人がそう言ったかは別である。

「書類送検されるのはおかしい」と言う主張は二つ。

①集合ポストはオートロックのドアの外側にあり、誰でも出入りできた

②市議会の報告は議員の義務

①はどうか。確かに「物理的には」誰でも出入りできたかもしれないが、関係者以外の立ち入りを禁止する張り紙があったわけで、「物理的には」誰でも出入りできたということは自己の行為を正当化できない。
「入るなと書いてあっても入れたのだから入った」ということを許してはたまったものではないから。

では②はどうか。
「市議会の報告は議員の義務」という主張に対し、マンション住民が「市議会の報告を聞かない権利」を主張できるかというところがポイントだろう。

有権者として、「市議会の報告を聞く義務」があると主張することは可能であろう。

ただ、その報告の手段方法が、妥当であることは必要であるが。

無理矢理玄関に上がり込んで延々と主張するならともかく、今回のようなポストへのビラ配りは読みたくなければ捨てればよいだけだから、有権者として受容すべき程度の義務だと思う。

だから、この市議が惜しいのは①の発言である。
誰でも出入りできたから、関係者以外の立ち入りを禁止する張り紙があっても入ったと言うのでは、そこが私有地である限り正当化しづらい。そうではなく、同じ屁理屈を言うのであれば、代わりに次の言い訳をした方が良かったのではなかろうか。

③「関係者以外の立ち入りを禁止する張り紙はあったが、市議会の報告は議員の義務であり、また、それを受けることは有権者の義務である。だから議員である私は有権者である住民の皆さんの『関係者』であり、関係者以外の立ち入りを禁止する張り紙に反して立ち入ったことにはならない」

さて、記事で触れられていた最高裁の判例であるが、今回のケースと決定的に違う点がある。

判例では、ビラを配ったのが市民団体メンバーであったのに対し、今回は市議である点だ。
ここに③の言い訳の正当性がある。市民に選ばれた市議は、市民にその活動を報告する義務がある・・・と。
だから、記事の判例と同じケースとは言えないだろう。

まあ、こういったことは、学の浅い私が考えるより、大学の偉い先生がきれいにまとめて説明してくれるでしょう。

| | コメント (0)

後出しジャンケン報道

ちょっとひどい。
報道が「後出しジャンケン」をシレッとしている感じがする。

――――――――――
Yahoo!ニュース

<落書き>伊紙「あり得ない」 日本の厳罰処分に
7月1日22時12分配信 毎日新聞

 【ローマ藤原章生】「教員、大聖堂に落書きで解任の危機」--。イタリア・フィレンツェの大聖堂に落書きをした日本人が、日本国内で停学や務めていた野球部監督の解任など厳しい処分を受けていることに対し、イタリアでは「わが国ではあり得ない厳罰」との驚きが広がっている。

 イタリアの新聞各紙は1日、1面でカラー写真などを使い一斉に報道。メッサジェロ紙は「集団責任を重んじる日本社会の『げんこつ』はあまりに硬く、若い学生も容赦しなかった」と報じる。

 フィレンツェに限らず、イタリアでは古代遺跡はスプレーにまみれ、アルプスの山々には石を組んだ文字があふれる。その大半がイタリア人によるものだ。同紙は「日本のメディアによる騒ぎは過剰だ」と、日本人の措置の厳しさに疑問を投げ掛けた。コリエレ・デラ・セラ紙も「行為はひどいが、解任や停学はやり過ぎ」と論評した。

 一方でレプブリカ紙によると、大聖堂の技術責任者、ビアンキーニ氏は「日本の出来事は、落書きが合法と思っているイタリア人にはいい教訓だ」と語った。 

最終更新:7月1日23時3分
――――――――――

少なくとも、日本における最初の報道は、「世界に顔向けできない程の日本の恥」みたいな勢いだった。
それで、学校側も厳しい処分をしたような。

それを「やり過ぎ」だけならともかく「日本の出来事は、落書きが合法と思っているイタリア人にはいい教訓だ」と報道されても・・・・。

しかし、このような報道をするだけまだ毎日新聞は機能しているとはいえる。
「世界に顔向けできない程の日本の恥」と言い放ったままのメディアもあるのだろうから。

まあ、これはこれとして、文化遺産等に落書きするのはやはりよくないことである。

| | コメント (0)

何でも一大事にしてしまう高野連

人気コラムニストと社会評論家のコメントの違いをご賞味あれ。

――――――――――
Yahoo!ニュース

伊の大聖堂落書き 高校野球部監督も? 茨城県高野連が調査
6月29日8時1分配信 産経新聞

 イタリア・フィレンツェの世界遺産に登録された地区にある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」に日本人旅行者らが書き残した落書きが相次ぎ問題となるなか、水戸市の私立常磐大高(浅岡広一校長)の硬式野球部監督(30)が大聖堂の柱に書いたとみられる落書きが見つかり、県高野連が調査に乗り出したことが28日、分かった。同校野球部は7月5日から始まる第90回全国高校野球選手権県大会に出場予定。県高野連は30日に、同校や監督らから詳しい事情を聴く。

 県高野連が入手した大聖堂の柱の写真では、問題の落書きは監督、妻と同姓同名の名前が漢字で油性ペンのようなもので記され、2人の名前をハートマークで囲んでいる。回りには日本人のものとみられる多くの落書きのほか、英語やハングルの落書きもある。

 監督は以前、新婚旅行でイタリアを訪問しているという。

 県高野連の藤枝武博理事長は産経新聞の取材に対し、「複数から落書きについて指摘を受けた。事実関係を学校側に問い合わせたところ、『調査中』との回答を受けた。週明けに校長や本人らから詳しい事情を聴く予定だ」と話している。

 一方、同校は「あくまで調査中。週明けに正式回答をさせていただきたい」としている。

 同校野球部は平成5年に創部。部員60人。創部翌年に現在の監督が就任して以降、急速に力をつけ、昨年夏の県大会では準優勝。昨秋の県大会でもベスト8に入った。今夏もシード校に指定され、初の甲子園出場を目指している。

 大聖堂の落書きは今月になって相次いで発覚。研修旅行で訪れた岐阜市立女子短大の学生が今年2月、大聖堂の見晴らし台の大理石の壁に、油性ペンで学校名の略称や自分と友人5人のニックネームを落書き。また、京都産業大学の学生3人が3月、観光で訪れた際に大聖堂の柱に名前や学校名などを油性ペンで落書きした。

                  ◇

 ■自己愛の暴走/記念写真感覚

 コラムニストの勝谷誠彦さんの話「誰でも簡単に海外に行ける時代で、『そこに行った』という達成感を得ることだけが目的になっている。どうにかその達成感を表したいから、落書きという安易な方法をとる。実名まで書いてしまうのは自己愛の暴走。自分を『世界に1つだけの花』と思いこむ人間が増えて、そこに自分という存在が残ったと勘違いしてしまう。豊かなようで、精神の貧困な時代の象徴だ。野球部監督も、もし落書きをしていたとしたら、そうした1人にすぎないということ。立場があるのだから、きちんと謝ればいいこと。辞任だとか、重い処罰を受ける必要はない」

 社会評論家の赤塚行雄さんの話「昔から相合い傘の落書きが街角の壁にあるなど日本人は落書きに対して割と寛大なことが底流にある。落書きといっても汚い言葉を書くわけでなく、記念写真を撮る感覚で証拠を残したいという軽い気持ちから書いている。だが世界の歴史的建造物となると意味合いが異なる。外国では宗教が教育の中心にあるが日本は違う。かつての日本では『修身』が、モラルを示していた。勉強だけできればいいという現代社会の歪みがこうした問題を起こしているのかもしれない」
――――――――――

ほとんど同じようなことを言っているのだが・・・。
コラムニストの勝谷誠彦さんのコメントの方が清々しさが残る。

社会評論家の赤塚行雄さんの言うような、すぐに戦後教育の問題に絡ませてしまうのは何か違う気がする。「かつての日本」がいつのことをいうのか分からないが「士農工商」の時代の「勉強だけできても身分が低ければだめ」の時代の方が良かったというのだろうか。それとも戦前・戦中の教育のことか。
社会評論家の赤塚行雄さんは自分の言うモラルある「かつての日本」がいつの時代のことか明らかにすべきであると思う。一体、いつバラ色の日本があったのか。
「思い出の中の日本」と「現実の歴史の中の日本」は違うし、今、現在の日本もまた「現実の歴史の中の日本」の1ページである。人の活動の積み重ねなのだから、どの時代にも良いところもあれば悪いところもある。

「思い出の中の日本」と「現実の歴史の中の日本」を混同してしまうのは良くない。

コラムニストの勝谷誠彦さんの「野球部監督も、もし落書きをしていたとしたら、そうした1人にすぎないということ。立場があるのだから、きちんと謝ればいいこと。辞任だとか、重い処罰を受ける必要はない」というコメントは(めずらしく?)良いと感じた。

| | コメント (0)

賽銭箱のふしぎ

宮司がさい銭ドロなんて・・・というより、この記事の文章だけでは何かよくわからない・・・。
(名前は関係ないので伏せました)

――――――――――
Yahoo!ニュース

宮司がさい銭ドロ 「私はやっていない」
6月28日7時50分配信 産経新聞

 神社のさい銭箱から現金を盗んだとして、新潟県警上越署は27日、窃盗の疑いで上越市東本町、直江八幡宮の宮司、****容疑者(70)を逮捕した。**容疑者は「私はやっていない」などと否認しているという。

 調べでは、**容疑者は3月16日午後2時5分ごろ、上越市内の別の神社のさい銭箱から現金約2000円を盗んだ疑い。

 さい銭箱に設置された防犯用アラームが作動した際、近くにいた作業員が不審な男を目撃し、**容疑者が浮上した。
――――――――――

さい銭箱に防犯用アラームが設置しているとは知らなかったが、この記事で、一般の神社のさい銭箱に対する認識を覆す更なる事実が明かされている。

どうしてさい銭箱から盗んだのが約2000円だと分かったのだろう。容疑者は「やっていない」と否定しているのだから本人に聞くことはできないわけで。

さい銭箱には、防犯用アラームだけでなく、投入金額自動計算機がついているのだろうか。

「近くにいた作業員が不審な男を目撃し、**容疑者が浮上した」という記述も何か引っかかる・・・。
簡単にこの容疑者と決め付けすぎているように見えるのだが・・・、何かかかれていない「証拠」もしくは「目撃を裏付ける事実」があるのでしょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

業務の飲酒と業務でない飲酒

業務の飲酒と業務でない飲酒のボーダーラインはどこだ。

――――――――――
Yahoo!ニュース

会合後の飲酒「業務と関係なし」、労災と認めず 東京高裁

産経新聞 [6/25 17:52]
会社内で開かれた飲み会に出席した男性が帰宅中、地下鉄駅で階段から転落し死亡したのは労災に当たるとして、妻が中央労働基準監督署に遺族給付などの不支給処分の決定取り消しを求めた訴訟の控訴審判決が25日、東京高裁であった。宮崎公男裁判長は、処分の取り消しを命じた1審東京地裁判決を取り消し、原告の訴えを棄却した。

判決によると、男性は平成11年12月、勤務時間外に当たる午後5時から社内で開かれた会合に出席。約5時間後に帰宅中、地下鉄駅の階段で転落し、頭を打って死亡した。

宮崎裁判長は「男性は会合を主催した部の次長で、参加は業務と認めるのが相当」と認定。

しかし、「男性は業務性のある会合終了後も3時間近く飲酒していた」と指摘、「帰宅は業務と関連しているとは言い難く、労災と認められない」と結論付けた。

1審判決は「忌憚のない意見交換などで業務を円滑に進めるために行われており、業務上の成果も出ていた」などとして会合を業務と認定、男性の飲酒も業務の一環としていた。
――――――――――

5時間の内、業務と認められた最初の2時間はいわゆる一次会で、それ以降が、二次会なのだろうか。
そもそも「業務性のある会合」中に飲酒は行われていたのだろうか。
明示されていないが、手掛かりはある。「業務性のある会合終了後も…飲酒していた」という記述だ。これで会合中も飲酒していたと読める。

この判決、一見業務の飲み会の範囲を狭めたように見えるが、実際は、二次会を含めて上司が部下を飲酒に誘うことに対する抑制効果を生む。

「上司に誘われたら断れない」「皆参加するのが常で断れない雰囲気」だからなどとなったら上司個人は困るから。

今回のケースは、記事には書かれていないが、本人が積極的に参加したと認められたから業務でないとされたのではないか。しかしこの辺りは詳しく書かれていない。

この判決のニュースを読んだ者は、これを他山の石としてどう活かすべきかの参考になる情報も、このニュースに含んで欲しいところだ。

このニュースからは、一次会、二次会ということも書かれておらず、単に時間がポイントのように書かれている。

これでは、抑制効果だけを生む。

ちょっと気になるのは、業務の飲酒の終わりを、「中締め」と称することがあるが、この場合、業務の飲酒は続くことになるのだろうか。

終わらせる意図だから、続かないという理解でよいですよね。

| | コメント (0)

高卒認定試験採点ミスの値段

高卒認定試験採点ミスの損失とは、若者の機会損失の値段。

――――――――――
Yahoo!ニュース

高卒認定試験の採点ミス、文科省和解案に112人拒否
6月21日14時34分配信 読売新聞

 「高校卒業程度認定(高卒認定)試験」の採点ミス問題で、文部科学省の和解案に100人以上が同意しないと答えたことが21日、明らかになった。200人以上が回答しておらず、和解を拒否する人はさらに増えることも予想される。

 採点ミスは、2005年度以降に実施された6回の同試験で起きた。プログラムの誤った設定で、「世界史A」の2問(100点中の6点分)が採点されず、合格するはずの1901人が不合格となった。

 文科省は昨年末のミス判明後、1901人をその試験の時点で合格したこととし、このうち実害のあった1817人を賠償の対象として、1万~20万円の和解金を支払う意向を示す書類を発送した。18日の時点で1425人が和解に同意したが、112人が同意しないと答え、6人は和解金を放棄した。274人はまだ回答していない。 
――――――――――

文部科学省のホームページでは、「高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果を適切に評価し、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるかどうかを認定するための試験です。合格者は大学・短大・専門学校の受験資格が与えられます。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定され、就職、資格試験等に活用することができます」とある。

これを元に、今回の採点ミスが何を意味するかを考えると次のようになるのではないか。

「高等学校卒業程度認定試験は、様々な理由で、高等学校を卒業できなかった者等の学習成果が適切に評価されなかったため、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があるにも関わらず、合格者と認められなかったため、大学・短大・専門学校の受験資格が与えらなかった。また、高等学校卒業者と同等以上の学力がある者として認定されなかったため、就職、資格試験等に活用することができなかった」

この機会損失の値段がいくらなのかということが問われているわけだが、難しい問題だ。

しかし、提示された和解金が1万~20万円と、人により差がついているのも気になる。

| | コメント (0)

行き過ぎた簡潔な見出し

いくら簡潔な見出しをといっても「ロシア産カニを日本と表示」はいかがなものか。
「ロシア産カニを日本産と表示」と一文字増やすだけなのだが、この一文字をどうしても削りたかったのだろう。

どうしても削るのなら「ロシア産カニ日本産と表示」の方が良いような気がするが…。
――――――――――
Yahoo!ニュース

<産地偽装>ロシア産カニを日本と表示 商社などに改善指示

毎日新聞 [6/20 22:09]
農林水産省は20日、ロシア産のズワイガニ加工品を日本産として表示し販売していたとして…(略)

| | コメント (0)

二つの記事

同じソースから書かれたと思われる二つのニュースも記事の仕立て方で全く意味が異なるという事例。
(原文は長いので一部省略しています)

最初の記事。
――――――――――
Yahoo!ニュース

【秋葉原通り魔】タイミング見計らい暴走 20日に殺人容疑で再逮捕

産経新聞 [6/20 4:56]
東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、静岡県裾野市の派遣社員、加藤智大(ともひろ)容疑者(25)=殺人未遂の現行犯で逮捕=が、事件を起こした交差点を直前にトラックで3回通っていたことが、警視庁万世橋署捜査本部の調べで分かった。人通りが多くなるタイミングをうかがって4回目で突入し、無差別殺人を図った可能性が高く、捜査本部は明確な殺意があったと断定。(略)

(略)

捜査本部が近くの防犯カメラを分析するなどした結果、加藤容疑者は午前11時45分ごろに現場付近に到着。正午に始まる歩行者天国で、人通りが多くなる時間帯を待つために現場周辺をトラックで回って、突入するタイミングを見計らっていたとみられる。(略)
――――――――――
次の記事。
――――――――――
Yahoo!ニュース

4回目の試みで突入=7人殺害容疑で再逮捕へ-20日にも、秋葉原殺傷で警視庁

時事通信 [6/19 3:01]
17人が死傷した東京・秋葉原の無差別殺傷事件で、殺人未遂の現行犯で逮捕された派遣社員加藤智大容疑者(25)が警視庁万世橋署捜査本部の調べに「直前にためらい、4回目の試みで突入した」と供述していることが18日、分かった。
捜査本部は逡巡(しゅんじゅん)しながらも、結局は明確な殺意を持って襲撃したと判断。20日にも7人に対する殺人容疑で再逮捕する方針を固めた。
(略)

加藤容疑者による携帯サイトの書き込みでは、到着は午前11時45分。正午開始の歩行者天国を狙っており、同容疑者がトラックで交差点に突入したのは午後0時33分ごろだった。

同容疑者はこの間、現場一帯を周回するなどしており、当時の心境について「ためらった」と供述。気持ちの葛藤(かっとう)があった末に、「4回目の試みで突入を決行した」と話しているという。
――――――――――

4回目で突入したことおよび明確な殺意を持って襲撃したことは共通するものの、その理由が異なる。全く違うと言って良いのではないか。

産経新聞「人通りが多くなるタイミングをうかがって4回目で突入し、無差別殺人を図った可能性が高く」

時事通信「『直前にためらい、4回目の試みで突入した』と供述している」
時事通信の方が配信時間が2時間ほども早いので、産経新聞の記事を書いた後に「ためらい」の情報が入ったとは考えにくい。
以下は、前提として、産経新聞・時事通信は同一ソースを元にした記事であることを仮定する。

では、どちらが警視庁万世橋署捜査本部の公表した事実により近い情報なのだろうか(蛇足だが「警視庁万世橋署捜査本部の公表した事実」は「真実」とは限らないことに注意。単に警視庁万世橋署捜査本部の公表した内容に合っているか否かというだけ)。

時事通信では「『直前にためらい、4回目の試みで突入した』と供述している」と、具体的な供述内容を引用しているのに対し、産経新聞にはそのような引用はない。

この点から「ためらい」が公表事実にあったと思われる。

では、産経新聞は「虚偽」を報道しているのか。これが微妙なのだ。

「事件を起こした交差点を直前にトラックで3回通っていたことが、警視庁万世橋署捜査本部の調べで分かった」とあるので、これは捜査本部からの情報だといえるが、その後の「人通りが多くなるタイミングをうかがって4回目で突入し、無差別殺人を図った可能性が高く、捜査本部は明確な殺意があったと断定」は微妙な表現。
ここも捜査本部からの情報のように読めるが、記者が捜査本部の情報から得た印象とも取れる。
その前の内容が「警視庁万世橋署捜査本部の調べで分かった」と出所を明らかにしているのに対し、直後のこの文にはこのような出所の明示はないためだ。
これが一か所ならば作為があるか否かは判断できないが、もう一か所あるため、産経新聞では意図的に「ためらい」を報道していない、もしくは「ためらい」情報を得ていないことがわかる。
もう一か所とは次の文。

「人通りが多くなる時間帯を待つために現場周辺をトラックで回って、突入するタイミングを見計らっていたとみられる。」

これも「みられる」と推測しているのは、捜査本部ではなく記者なのだ。
しかし、いずれも単に「ためらい」を報道していないだけ。虚偽の報道とは言えない。
何を報道し何を報道しないかは発信側の判断なのだから。

同じ捜査本部の「なぜ4回目に突入したか」の公表に対し、一方はタイミングをうかがったからと報道し、もう一方は直前にためらったからと報道している。

この二つの記事で、容疑者の凶悪性に対する読み手の受ける印象は全く異なる。

ましてや、両者とも情報の出所は同じ警視庁万世橋署捜査本部であって、取り調べる側からの情報は既に取り調べられる側の言ったことと異なっている可能性がある。

我々の得ているニュースとはそういうものだと再認識させられる事例である。

| | コメント (0)

裁判戦略について

四月二十二日、広島高裁で光市母子殺害事件の差し戻し控訴審の判決が言い渡された。

【以下は、法律知識を持ち合わせず、また当該裁判の経緯について詳しく追いかけているわけではない者の意見であることを前提にお読みください】

判決では、事件当時18歳を過ぎたばかりの少年に死刑が言い渡された。
この判決の軽重については色々な考え方があろうし法律論になるだろうから触れない。
ここでは、この裁判における、本ブログのテーマ「屁理屈」について考えたい。

今回の判決における注目すべき屁理屈は、叩かれまくっている弁護団でもなく、検事側でもなく、ましてや被告本人でもなく、判決を下した裁判官が、こねていると指摘する。

どういうことか。

asahi.comによれば、裁判官の死刑判決の論理展開は次のようなものだという。
~~~~~~~
「犯した罪の深刻さと向き合うことを放棄し、死刑を免れようと懸命になっているだけ」「反社会性の増進を物語っている」「反省心を欠いている」
「(最高裁が2年前、審理を差し戻すにあたって「犯罪事実は揺るぎなく認められる」と述べたことに言及し)今にして思えば、弁解をせず、真の謝罪のためには何をすべきかを考えるようにということを示唆したものと解される」(にもかかわらず)「虚偽の弁解」(を繰り広げたことで)「死刑回避のために酌むべき事情を見いだす術(すべ)もなくなった」
(引用:一部編集)
~~~~~~~

これは何を意味するか。
無期懲役でなく死刑にした理由が、「反省していないから」と言っているようにとれる。

「今にして思えば」などとそれこそ今頃言うべきではない。差し戻し裁判開始の本当に初期に「事実を争うことは無意味です。どれだけ反省したかで量刑を決めます」と言うべきであったのではないか。
「今にして思えば」などとは後出しジャンケンそのものだ。

被告、弁護側が争ったらしい「事実」は、確かに死刑回避のための弁解だったのかもしれない。しかし、そうだったとしても、もしそれが弁護団の裁判戦術による入れ知恵であって被告本人の意志ではなかったとしたら…。

…というよりも、そもそも裁判は事実を争う所ではないのか。

差し戻し控訴審という、のっぴきならない事態になってしまって、少しでも刑を軽くしたい、死刑は免れたいと考えれば、それなりの裁判戦略・戦術は使っても良いのではないか。
それを非難するというのは良いことなのか。

事実かどうかはもう決まっていて変えられず、あとは反省しているかどうかだけを見る裁判って…いくら少年裁判といっても違和感を覚える。

繰り返す。
裁判の死刑理由で、「反省していないから」というのは良いのか。
反省していたら、無期懲役にしていたのか。

そんなことはないだろうから、ならば差し戻し控訴審の初日に死刑判決を下せば良かったではないか。
時間をかけておいて、方向性も示さず、裁判を普通に続けて、最後に「反省していないから」とズドン。

この裁判官の考え方は、被告が自分の犯した罪の大きさから自ら死刑を受け入れる気になったことが認められれば無期懲役にするというものに思えるが、それはそれ自体で論理矛盾を起こしている。
より重い刑を犯したと認めれば、刑を軽くすると言っているのだ。
変な時代劇の悪代官が言うようなセリフだ。
裁判官からみた裁判運営技術的にはそれが可能かもしれないが、現実問題として、被告側がそんな戦術をとれるわけがない。リスクが高すぎる。

今回の事件では、一見妥当に見えてしまうからやっかいだが、この考えが裁判の場で普通に取り入れられた場合のことを考えて欲しい。
自ら重い罪を認め反省したならば、刑を軽くしてやる…これは裁判権というただでさえ強力な権力を逸脱する行為ではなかろうか。
この自白の強要ととれる論理は冤罪を増やすだけに見える。

被告および弁護団は裁判官に弄ばれたとしか思えない。

死刑にしたことを非難しているわけではない。

今回の裁判は、素人判断ではあるが、こんな無意味な文章を織り込まなくとも、死刑判決が出せたと感じるのだ。


判決が出た今、被告が「こんなことなら、弁護士の言うことを聞かなければ良かった。死刑を回避できる唯一の方法だからと言われたまま証言したのに…そのために死刑になるなんて…」と万一思っていたとしたら…。

当事者不在で、弁護団・検察官・裁判官が、それぞれの戦略・戦術を出し合ったのが今回の裁判ではないか。

弁護団・検察官がそれをするのは、構わないが、裁判官まで加わっているのは違和感を覚える。
しかも、力を持つ者の奢りともとれる、後出しジャンケンなどという卑怯な方法で割り込んでいるのだから。


見ていずに言うのも卑怯だが、判決の全文を読めば死刑は妥当だと言えるものなのだろう。
だから後出しジャンケンなどしなくとも、死刑は選択出来たであろうに、何故あのような判決としたのだろうか…と考えることも必要だろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)